共有持分の売却ガイドについて

共有持分の売却ガイド

共有持分の売却ガイドは、相続した共有名義不動産が共有者(兄弟や親族)とトラブル状況にあり、いつまでも現金化できなくて悩んでいる方に「共有持分」のみを高く売却する方法を分かりやすくお伝えする案内サイトです。

数年前までは、「共有持分」というキーワードが検索される回数は、そこまで多くはありませんでした。しかし、共有持分を専門に取引する不動産会社が増えたことで状況は一変。専門サイトや広告により「共有持分のみでも売れるんだ!」という早く共有不動産を現金化したい方には目から鱗の情報を得ることに。

本サイト「共有持分の売却ガイド」は、そのような背景をふまえ、持分を買取りたい業者や仲介したい会社、トラブルについて相談をしてほしい士業の方からの一方的な情報発信が多く、売主であるあなたの視点にたった情報が乏しいと感じ、一度しかないであろう共有持分を売るということについて後悔しないために少しでもお役にたてればとの思いで立ち上げました。

  • 共有持分を一番高く売却する方法とは?
  • 相続した共有名義不動産が売却できない!早く現金化したい!
  • 共有持分のみが本当に売れるんですか?誰が買うんですか?
  • 共有持分をなぜ買うのか?買ってどうするのか?
  • 共有持分の売却相場はいくら?
  • 乱立する共有持分の売却おすすめランキングや比較サイトについて

共有持分を一番高く売却する方法とは?

兄弟や親族、複数人で相続した一戸建てや土地、アパートなどの共有名義不動産の持分を一番高く売却する方法は、共有者全員の合意の基、不動産全体売却することです。そして、あなたの持分割合に応じて現金を分配してもらう方法です。大事なことなのでもう一度お伝えします。共有名義不動産を売却したうえで持分割合に応じて現金を分配する方法があなたの共有持分を一番高く売却する方法です。他の共有者があなたの持分を購入するケースも価格によっては一番高く売却する方法になることも。

そんなことは分かっているよ!でも、父親が他界するまで兄貴の家族が同居していて、今も住み続けているから売ることに同意してくれないんだよ!共有者の親族が代々守ってきた土地を売ることに頑なに反対しているんです!など、相続により共有関係になった不動産は、被相続人が遺言を残さず、共有者である兄弟、姉妹、親族の関係性が良好でなかったり、疎遠になっているケースでトラブルが急増しています。

相続した共有名義不動産が売却できない!早く現金化したい!

共有持分を一番高く売却する方法とは?で前述したように共有名義不動産は、共有者全員の合意の基、売却する方法が揉めずに適切に高く現金化できるのですが、この共有持分の売却ガイドを閲覧してくださっているほぼ100%の方がそれができなくて困っている、ストレスになっている、早く現金化したい、早く共有関係を解消したいと強く思っていることと察します。

自分は住んでいないのに固定資産税は、持分割合分を納税し続けなければいけない!現金化して子供の学費や生活費に企てたいのに売却に反対する共有者がいて実現できない!このような問題を抱えている持分所有者の解決策として「共有持分のみを売却する」という選択肢がインターネットの普及とともに情報量が大幅に増えていて、実際、共有持分のみを売却する方が増加。その理由は、共有名義不動産全体を売却するためには、共有者全員の同意が必要ですが、持分のみを売却するうえで共有者の同意が必要ないからです。共有者に知られずに持分のみを売却し、早期に現金化できるんです!

共有持分のみが本当に売れるんですか?誰が買うんですか?

あなたの共有持分は売れます。本当です。もちろん合法です。誰が買うのか?疑問ですよね?持分のみを?不動産の持分を専門にしている買取専門業者や専門の仲介会社に依頼して売ることができるんです。持分を専門に取引する不動産会社がここ数年で増えています。

あなたが所有している持分には買いたい価値があるんです。但し、通常の不動産取引と同様、立地や築年数、構造、そして持分の割合、共有状況などによって売却価格は当然異なります。誰が買うのか?という疑問に続いて、なぜ買うのか?買ってどうするのか?と確認したいことはまだまだありますね。

共有持分は何故売れるのか?売却後はどうなるのか?

共有持分専門の買取業者は、購入した持分を他の共有者に売却、もしくは他の共有者の持分を購入し、不動産全体を所有したうえで売却、話し合いが思うように進まなければ共有関係を解消するために共有物分割訴訟を管轄の地方裁判所に提訴して解決を図かることも。

仲介会社は、投資家に持分の割合に応じた賃料を得る利回り物件として買主に提案し、仲介します。結果として賃料を得れない状況になれば買取業者と同様に共有物分割訴訟という選択も。

このように共有持分を専門に取引する不動産会社が存在するので売却することができます。但し、そもそも該当する不動産に価値が見いだせなかったり、共有状況が複雑すぎたり、買い手側が利益を見込めないケースはこの限りではありません。

共有持分の売却相場はいくら?

共有持分は、通常の不動産売却価格より低いです。例えば、共有名義の一戸建ての売却査定額が3,000万円であなたの持分割合が1/3の場合、通常の売却であればざっくり1,000万円となりますが、共有持分のみの売却になると250万円から500万円ぐらいが査定額の相場になるでしょう。共有持分のみの売却相場は、目安として市場適正売却価格の1/3ぐらい。立地が良い、居住者がいない、持分割合が多いなどの条件が良ければ1/2が売却相場。

通常の不動産売却査定同様、不動産の価値が売却査定に強く影響するのであなたの共有持分がいくらで売れるのかは、専門の買取業者や仲介会社に査定依頼をして確認しましょう。

5社に査定依頼しても5社が同じ査定額になることはありません!ホームページでいくら高く買い取れる理由や売却事例を並べても実際の査定額は、確認しない限り分かりません。査定依頼をしたら営業されそうで嫌だな!査定してもらったのに断りづらいな!と考えたらダメです。

あなたは、高く持分を売りたいんですよね?共有者の同意を得ず高く売却するなら行動あるのみです。あなたの持分を一番高く評価してくれる不動産会社を探しましょう!納得できなければ売らなければいいんです。複数社に依頼することで相場もわかってきますし、各社の対応も把握できます。

あくまで売主はあなたなんです!売却額が分かったら揉めていてもトラブル中でも大きなストレスを抱えていても勇気をもって共有者と一度話し合う機会をつくりましょう。あなたは、自分の持分がいくらで売れるのかを把握できているのですから共有持分のみを売却する選択肢があること、持分のみを売却した場合、知らない第三者と共有関係になるリスクも伝えることで不動産全体の売却に同意してもらえる可能性もあります。黙って売却するよりも遺恨が残りません。

しかし、もう関わりたくない!顔もみたくない!今すぐ共有関係を解消したい!市場価格よりも安くていいからすぐに現金化したい!ということであれば不動産会社への売却で早期解決を図りましょう。

乱立する共有持分の売却おすすめランキングや比較サイトについて

実際に「共有持分 売却」や「共有持分 買取」などのキーワードで検索すると共有持分売却のおすすめ不動産会社ランキングサイト持分専門買取業者ランキングなどの広告やホームページを確認できますが、自社でランキングサイトを作成して自社を1位に表示したり、サイト名を変えて同じ不動産会社が複数存在したり、あれ?と思ってしまうホームページも散見します。しっかり内容を確認してから複数社に問合わせしましょう。